
2015年中途入社
お客様に伴走し、
期待を超えていく。
ものづくりにこだわる姿勢と、
それを支える優れた技術力が
タニコーならではの魅力だ。
前職ではどのような仕事に
携わっていたのですか?
前職は、ステンレス素材/加工メーカーで営業を担当していました。仕事を通じてタニコーのある工場長と懇意になり、その人柄に惹かれたことが、転職活動のきっかけです。前々からものづくりには興味があり、厨房機器業界トップクラスの会社で働いてみたいという気持ちが膨らんできました。初挑戦の業種でしたが、前職で得たステンレスに関する知識や経験が活かせることも大きかったですね。ちょうど40歳になったタイミングで、新しいチャレンジに踏み出すことにしました。
入社後のキャリアステップを
教えてください。
輸送用のステンレス製品の開発に4年携わり、その後、ステンレスタンク製品の見積もり業務を担当しました。現在の部署に異動したのは昨年です。入社前は、タニコー製品の製造工程がわからず、前職での知識が役立つか不安でした。しかし、製品ごとに製造手順や使用部品などが整備されていて、戸惑うことも少なく業務に馴染めたように思います。

現在、どのような仕事に
携わっているのですか?
業務課では、厨房機器とタンク製品の見積もりを行っています。全国の営業所から依頼のある製品設計図面を確認し、見積書を作成します。タニコーの厨房機器はお客様の要望によって寸法や機能をカスタマイズするものも多く、見積もり業務も複雑で専門的な知識と経験が必要となります。ステンレス素材の種類も多様で、必要となる部品や加工も依頼ごとに異なります。設計図面からの情報を漏れなく読み取り、営業所にも確認しながら、慎重に進めています。自分が作成した見積もりが的確で、受注につながったという知らせを聞くと嬉しいですね。タニコーのものづくりを底支えしているという実感が日々のやりがいです。
印象に残っている
エピソードはありますか?
入社2年目、新規案件の開発に携わりました。当時、お客様の要望が汲み取れず、製品の仕様が定まらない期間が続いていました。そこで、協力会社の技術者も交えて、社内で何度も打ち合わせを行いました。お客様の声に耳を傾けながら、私たちからも技術的な提案をしたことで、製品仕様が確定し、何千もの量産につなげることができたことは大きな達成感がありましたね。この時、お客様の課題を解決するために、とことんものづくりにこだわるタニコーの姿勢と、それを支える優れた技術力を感じました。

タニコーならではの
「働きやすさ」を
あげるとするならば?
とても風通しのよい職場だと感じています。自分の経験だけでは判断できないケースは、上司や同僚に相談して多角的にアドバイスをもらっています。大型案件などで他部署に相談する時でも同じで、この風通しのよさは工場全体に共通するものだと思います。また、週末もしっかり休めて、プライベートの時間が充実する分、業務も前向きになれます。ワークライフマネジメントを意識して日々仕事に取り組んでいます。
これから先の
目標を教えてください。
タニコーに入社して10年が過ぎました。現在の部署は昨年に異動してきたばかりで、まだまだ新しく学ばなければならないことがたくさんあります。いま携わっているもの以外にも幅広い製品があり、チャンスがあればさらに多様な製品の見積もり業務にチャレンジしてみたいです。さまざまな部署と力を合わせてものづくりに取り組んでいく工場の仕事には、常に新しい気づきがあり、とてもやりがいがあります。また仕事を通じて広がっていく人と人の出会いも楽しいですね。この先も周囲と協力しながら、成長し続けたいと思います。
SCHEDULE 1日のスケジュール
- 8:00
- 出社 メールチェック
- 8:30
- 部署内のミーティング。情報の共有など
- 9:00
- 見積もり業務
- 12:00
- 昼食
- 12:45
- 部署内のミーティング。情報の共有など
- 13:15
- 見積もり業務
- 17:00
- 退社
※工場の始業時間は8時、終業時間は17時です。